目次
1、シャ−プ・アズマ・ゲンゴロウモドキの話
2、渓流にゲンゴロウ?
3、激減するゲンゴロウ達
4、ミジンコ?それともゲンゴロウ?
5、ゲンゴロウ採集記
6、水生昆虫採集記1、シャ−プ・アズマ・ゲンゴロウモドキの話(H13・3〜18)
皆さん、この長ったらしい名前のゲンゴロウを知っていますか?
現在日本で一番珍しいゲンゴロウなんです。どの位珍しいかっていうと−−−−
なんたって我が店では、1尾98000円で販売してるんです。−−−−理由になってない?
我が店のお客様のT・S氏曰く98000円は安すぎる!そうです。−−?????
実はT・S氏は、ここ3ヶ年で26回もシャ−プ・アズマ・ゲンゴロウモドキの生息地、及び
その回り広範囲のエリアを探し続けているのです。でも成果はまだ0尾。
ほんとに、い・な・い、そうだ。しかもすでに100万円以上も使っているそうどぇす!
ところが−−ところがである。仙人は毎年2−3頭のシャ−プ・アズマ・ゲンゴロウモドキを
我が店に採ってきてくれるのである。
実は仙人は30年もの間、この虫の生息地を守ってきているそうだ。大学等の
研究機関から依頼があった時のみ、年に2−3頭程度採集してきただけとの事。
(我が店は、年間特に冬でも水棲昆虫を置いて、子供たちに見せているので、
特別だそうだ。−−−ラッキ−!)
その間、3個所あった産卵場所も、今では、1個所になってしまったという。
悲しいことだ。
(水棲昆虫大好き人間のT・S氏が、仙人を崇拝してるのもよくわかる。)
さて、本題にもどって、この虫、ちょっと変なんです。
体はコガタノゲンゴロウで、足はガムシなんです。でもゲンゴロウモドキともまったく
異なります。ゲンゴロウモドキは上から見るとゲンゴロウよりガムシに近いのです。
足は全体的にはガムシですが、後ろ足にはオ−ルがあります。シャ−プにはオ−ルも
ないので、ほんとにガムシそっくりなんです。
シャ−プ・ゲンゴロウモドキは、ゲンゴロウモドキより、さらに進化した体であることが
いえるんです。でも、足は退化したかたち?なんです。変でしょ?
H14・4・21
産卵も早く、冬に交尾して3月頃に産卵するそうです。
これも不思議だとおもいませんか?
生まれた幼虫が何を食べているかというと、最も早く出現するヤマアカガエル
のオタマジャクシを捕食しているそうです。まだ田んぼに水を張る前の時期なのに
もうオタマジャクシが生まれているというのも新鮮な発見、と思われる方も
多い事でしょう。
ゲンゴロウの幼虫は大食漢でも有名で、1日で5〜10尾くらいのオタマを
食べるんです。1尾のゲンゴロウは50個くらいの卵を生みますので
1日下手をすると500尾のオタマが消費され、
飼育者=破産の方程式が成立する事もおおいのです。
シャ−プ・ゲンゴロウモドキも同じです。
それなのに3名のお客様が今年シャ−プ・アズマ・ゲンゴロウモドキに
チャレンジしています。
皆さん頑張って下さい。
2、渓流にげんごろう?(H13・3・18)
ゲンゴロウというと、一般の人は田んぼや池というイメ−ジでしょう。
ところが、川の上流域、つまり渓流にもゲンゴロウが住んでいるのです。
見た事ありますか?
我が店にも、そういうゲンゴロウが生息しています。モンキマメゲンゴロウ(6〜8mm)
は、その代表的な種類です。
渓流域は流れが速く、とても住んでいそうにありませんが、いたるところで
みつけることができます。
おもなポイントは、ワンドですが、流れのある所にもいます。石を動かすと、
アタフタと逃げ回るその姿が見られ、思わず笑みがこぼれます。
ゲンゴロウの泳ぎってヒョウキンですよね?
意外と深みにもいるのですが、流木や浮き草(浮いている枯れ草etc)
をすくってみても、けっこう取れますよ。
つづく
H13年4月1日
渓流には、モンキマメゲンゴロウ以外にもよくよく見るといるんです。
そうなんです。−−小さいやつがいるんです。
ケシゲンゴロウの仲間で体長3mm−−ゴミと間違えてポイしそうです。
必死に岩にしがみ付こうとするその姿は、けなげです。
でも不思議なのは、意外と長生きなのです。
一緒に採ったモンキマメゲンゴロウが数ヶ月の命なのに対して、ケシゲンゴロウ
spは、一年以上長生きするものもいるのです。
何故このような違いが生じてしまうのでしょうか?
いったい何を食べ、何処でいつ産卵し、幼虫は?−−−−−?
これらのゲンゴロウのライフサイクルを、自然の中で解き明かさないと、
たぶん結論は出ない事でしょう。そしてその作業は、とてつもない忍耐を
必要とします。−−−−だれかチャレンジしてみませんか?
追加1、
モンキマメゲンゴロウをモンキ−マメゲンゴロウと書き
猿に似てるんですか?と質問された事があった。−−これホントの話
モンキとは、黄色の紋がある−−という意味である。
追加2、
モンキマメゲンゴロウは、渓流のみに生息しているのではなく
川の中下流域にも生息しています。
けっこう探すと見つかる普通種です。
H13年4月1日
3、激減するゲンゴロウ達
現在日本のあちこちで聞かれる事は、「ちょっと前まで、ゲンゴロウがいたのに!」
である。私が子どもの頃は、タガメの絶滅が心配されていたが、今ではゲンゴロウが
急速に絶滅の一途をたどっている。特に大型ゲンゴロウは、ほんとにいない!
つづく
H13年6月8日
その1番の原因は農薬であろう。これは皆さん良くご存知のはず。
ゆえに、田んぼから大型ゲンゴロウが姿をけしているという。
さらに、開発により毎年生息地が消滅している。
その現状を種別に情報を記す。
@、フチトリゲンゴロウ
かつては鹿児島県・沖縄県に生息していたが、現在は絶滅したかもしれない。
というのも都築氏が来店されたとき、「この4年間採集された報告がない」
と言っていたからである。その他の情報でも採集されたと言う話は全く聞かない。
当店にも日本産は1度も入荷していない。残念である。
Aヒメフチトリゲンゴロウ
かつては西表島・石垣島その他の島でもかなり見られたそうだが
現在では激減している。沖縄本島では殆ど姿を消してしまっている。
B、コガタノゲンゴロウ
この種類はゲンゴロウより平地の田んぼに生息していた為
より農薬の影響を受けたそうです。
神奈川県でもかつては生息していたが、今では絶滅してしまったそうだ。
本州では、殆ど絶滅しているようで、全く情報が入らない。
かつての生息域では、四国・九州の一部に細々と生息しているにすぎない。
C、マルコガタノゲンゴロウ
全国に生息域をもつらしいが、東北地区以外は殆ど絶滅に近い。
東北地区で局地的に生息しており、生息域ではかなり多産している。
D、ゲンゴロウ
かつて何処にでも生息していたというゲンゴロウは、いまでは希少な存在
となってしまっている。
まだまだ上記の4種より個体数も生息地もおおいが、局地的になっている。
東北・中部にはまだ多産地が多く存在している。
関東でも少ないが、生息地はある。
しかし、ここ数年でも生息地が開発により激減している。
D、シャ−プゲンゴロウモドキ
「アズマ」と「コ」に亜種が別れるが
「アズマ」は千葉県のみ生息、非常に個体数が少ない
それでも昨年は個体数が増えたのか
お客様で採集した人が増えている。
S氏などは、27回目にしてはじめて4頭採集に成功して
舞い上がってしまっている。ほんとうに苦労が実った感じ。
いまではS氏、農家の方と一緒に保護運動に乗り出している。
他の生息地として、神奈川・東京(伊豆諸島)とあるが、
現在では−−−−−−?いずれにしても希少である。
「コ」は生息域が広く北陸・山陰。産地では多産している所もあるようだが
希少種であることには変わりはない。
多産地でも毎年生息数が減少しているそうだ。
以上
4、ミジンコ?それともゲンゴロウ?
田んぼでアオミドロが発生している水溜まりがある。
手を入れたくないような、淀んでいる水溜まり。
良く見ると何かうごめいている。ミジンコだ−−−−?
何か動きが変!!
すくってみたいな。
なんて思った事は有りませんか?
実は当店のお客様が持ってきてくれた泥の中に
無数のゲンゴロウがいたのである。
チビゲンゴロウだ。
体長1〜2mmくらい−−−−なんて小さいゲンゴロウ!
チビゲンゴロウは全国に生息しているようです。
このゲンゴロウはけっこう長生きで
当店の飼育でも1年以上生きます。ヒメゲンやハイイロなどより
よっぽど長生きなのには驚きました。小さいゲンゴロウほど
寿命が短いと私は思っていましたが、この虫により間違いであることがわかりました。
皆さんも試しに飼育してみてください。飼い易さもNO1ですぞ!!
ただし繁殖は−−−−−−−−−−−−???
H14年7月20日
5、ゲンゴロウ採集記
さる7月17日
四月以来のゲンゴロウ採集にでかけた。
同乗は水棲昆虫大好き人間のM氏
M氏はまだゲンゴロウはおろかシマゲンやクロゲンも採集した事が
無いそうだ。
日本中でゲンゴロウやタガメはもうすでに全滅しているのではないのか?
と考えておられたようである。
「それでは生息地に行ってみましょう!」と言う事になった訳だ。
16日24時出発
まず、
@、灯火採集第1ポイント
ノコギリクワガタをゲット−−でも1頭のみ
A、灯火第2ポイント
ミヤマクワガタ♀1頭ゲット−−−−今年初
B、灯火第3ポイント
M氏なんとシマゲンゴロウをゲット−−感激??−−−−と思いきや
なんか複雑な顔をしている。−−−??
「よかったですね!やりましたね!」−−というと
「嬉しい事は嬉しいんですが初採集が芝生の上とは!!−−イメ−ジが!!−−トホホ」
ナ−ル、そりゃそうだ!!
それでもボウズよりまし−−と、気を取り直し、採集を続けると
なんとミヤマクワガタの♂66mmと59mm
シロスジカミキリ1頭
カブトムシ3prがとれ大満足
C、灯火第4ポイント−−ここはシ−ズンにはタガメが多数飛来する。
カブトムシ♂3尾のみ
残念ながらタガメは0−−早すぎた。
ここで朝6時となり当初の目的地ゲンゴロウ生息地に向かう。
D、ゲンゴロウ生息地その1、
田んぼの脇の水路(止水)
前回マルガタゲンが採れた地域だが今回は
ホトケドジョウ・オニヤンマのヤゴ・コミズムシ
マメゲン・クロズマメゲン。が採集できた。クロズマメゲンは
ここでは初めてである。マルガタゲンが取れなかったのが残念。
E、ゲンゴロウ生息地その2
M氏がなんとゲンゴロウ(ナミゲン)の2齢幼虫をゲット。
こんどこそ大感激であった。
「ほんとに自然に生息しているんですね!!」−−−もう満面の笑顔
ところで皆さんはゲンゴロウの幼虫は何を食べていると考えますか?
一般的には
オタマジャクシ・エビときには小魚を食べますが、ここでは
ほとんど、ヤゴ(トンボの幼虫)を食べているんです。
とんでもなく濃い密度でヤゴが生息しており
網で1すくいすると5〜6種類のヤゴが10尾以上はかるく入ります。
4月の時はアカガエルのオタマジャクシしかいなかったのに−−−−−−
すごい変貌!!
ここではその他に
タイコウチの2〜4齢幼虫・ミズカマキリ・マツモムシ・マメゲン・シマゲン
が、採集できた。
F、ゲンゴロウ生息地その3
ここは、池になっており周囲は背丈の高い草でおおわれてしまい
我々戦意喪失−−それでも前回採集したポイントで網を入れるが
戦果0であった。
ここはタガメの産卵場所であるため期待したが見られなかった。
G、ゲンゴロウ生息地その4
ここが前回4月の最高ポイント
田んぼの横、あぜ道脇の水路(止水)
M氏に案内したら
「ここですか?−−−−へえ???」
どこにでもありそうな−−−そんな田んぼの横の水路
まずここでも多かったのがヤゴ
イトトンボ類数種
とんぼ類数種
ヤンマ類2種(オニヤンマとなんとマルタンヤンマ)
マルタンヤンマは池にいるもの。と、かってに解釈していた。
しかし、こんな田んぼにもたくさんいた。これには私が感激してしまった。
さらにゲンゴロウ(ナミゲン)の幼虫もたくさん生息していた。
2人で合わせて10頭のゲンゴロウの幼虫を持ち帰ったが。
まだまだたくさんいたのでこれからも楽しみである。
他に採集した水棲昆虫は、タイコウチ(幼虫)・ミズカマキリ・マツモムシ
マメゲン・シマゲン・コウベツブゲン・コガシラミズムシ
であった。
きわめつけは−−なんと
タガメの成虫が1頭網にはいってきたのである。−−やったね!
やはりこのエリアにタガメがいたのである。
「タガメです。タガメが入りましたよ!!」−−とM氏に網のなかの
タガメをお見せしたら
「ほんとだすごい!!−−まだ自然にいるんですね!!」
「天然のタガメをはじめてみました!!」
普段物静かなM氏がこの時ばかりは興奮していた。
さらにM氏は死んだばかりと思われるゲンゴロウ(ナミゲン)の死体を見つけ
「天然のゲンゴロウもはじめて見ました!」−−と興奮の連続であった。
この日はM氏はもちろん私にとっても感動の連続で意義深い日となった。
これだけ多くの種類を1日で採る事は、なかなか出来無い。
皆さんも自分のポイントを見つけて下さい。
以上
第6話水生昆虫採集記H15年7月3日
先日「月刊アクアライフ誌」のHカメラマンが来店された際。
水生昆虫の生息している所を案内してもらえないだろうかと相談された。
一昨年もそんな話があって丁重にお断りした経緯がある。
その時は、その場所が知れ乱獲にあう事を恐れたからだ。
でもその時のその場所の情報は全く漏れず−−−さすがHカメラマン
場所を特定できる風景は載せないように細心の注意が払われていた。
その結果から考えて今年はOKした。
メインタ−ゲットはタガメ、ゲンゴロウがいれば最高とのこと。
Hカメラマンは卵を守るタガメのオスを撮影したいそうだ。−−−−−−
う-んこりゃ大変とばかり。私も助っ人を呼んだ。
S氏はタガメの生息地を精通しているので
S氏の知っているポイントから2ヶ所、
私の知っているポイントから2ヶ所、
計4ヶ所を1日で回ろうということになった。
どこかで、ゲンゴロウやタガメにでくわせばラッキ−である。
実行日は7月2日(水曜日)−−−−そうです。昨日行ってきました。
S氏第一ポイントでの成果
シマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、
タイコウチ、イモリ、コオイムシ、オモダカであった。
しかし、ここでは思わぬ出来事に遭遇!!
なんとオニヤンマの一斉羽化に出会ったのだ。
あっちこっちでオニヤンマが羽化しているのである。時刻は午前8時頃
3人とも感動物で見入っていた。よく見ると抜け殻も沢山ある。
すごい密度でオニヤンマが生息しているのかも。
Hカメラマンは夢中でシャッタ−を切っている。−−−
あ-デジカメを持っていけばよかった!!−−−−反省!
だが、肝心のタガメの姿はみれなかった。(明日につづく)
H15年7月4日
S氏第二ポイントでの成果
タヌキモ、ヘラオモダカ、シマゲン、タイコウチ、タガメ
そうです。タガメをゲットしました。しかし成虫は見つからず、
幼虫ばかり、あ、そうそう、Hカメラマンがタガメの卵塊を発見!!
しかし、それは水没していた。−−−−−クヤシイ!
「もうだめでしょうか?」−−−−−と聞かれたが、
「ウ−ンやってみるしかないでしょう!!」−−ってな訳で持って帰り
Hカメラマンがチャレンジすることとなった。
タガメの幼虫は1齢〜3齢までいて、複数の卵塊があったことが伺える。
卵塊の写真を撮ろうと、必死に探したが全く見当たらなかった。
いったい何処に産卵したのか不思議でならない。
タガメの幼虫は撮影用にHカメラマンが1齢〜3齢まで1頭づつ確保し、
他はリリ−スした。30頭程度確認できたので、全部で50頭以上は生息しているであろう。−−−−思ったより少ない。
なんとか卵を守っているタガメの写真を撮りたいというご要望にお答えしようと
次なるタガメポイントへ向かう。
第3ポイント
昨年はタガメが生息していたのに今年は全く見あたらなかった。寂しい。
ゲンゴロウ(ナミゲン)も1齢と2齢幼虫を1尾づつ確認したにすぎない。
しかし、シマヘビがカエルを捕食しているシ−ンにでくわし、
Hカメラマンは真剣にシャッタ−を切りまくっていた。
その後のHカメラマンの顔の嬉しそうな事といったら−−−−−
ここで採集できた生き物は
ゲンゴロウ(幼虫)、クロゲン(幼虫)、シマゲン、マルガタゲン、マメゲン、コウベツブゲン、タイコウチ、ミズカマキリ、コオイムシ、マツモムシ、各種ヤゴ
これでも目的が達成できなかったので、最後に私だけのポイントに向かう
ここから1時間かかる。
第4ポイントに到着
場所の説明をしているそばから、Hカメラマンが
「あっ!!」と言うや否や、バシャとばかりたもを入れた。
なんとゲンゴロウの成虫をゲットしていた。
S氏にたもを渡し採集したところの写真を撮りまくる。
Hカメラマンはゲンゴロウを採集したことがなく
ゲンゴロウが泳いでいるところを見たのも初めてという。
その喜び様が伺える。
私の説明はぶっ飛んでしまったが、早速網を入れて驚いた。
網を入れるたびにタガメの幼虫が2〜7頭くらい入ってくるではないか、
なんという密度でタガメが生息している事か。
「ここ異常ですよ!1網でタガメが5尾入りましたよ。}−−−−とHカメラマン
タガメは成虫も4頭採集できた。幼虫は2齢と3齢を5頭づつ確保して、
他はリリ−スした。私たちは全体の一部の場所で採集したにすぎないが、
タガメは、おそらく1000頭以上はいると思われる。凄いね!!
ゲンゴロウの成虫は、全部で4頭採れ、幼虫もかなり生息していた。
しかし−−−−しかしである。
このポイントは昨年ゲンゴロウは生息していなかったのである。
環境は悪化の一途をたどっている場合が多い中、
ここは昨年よりさらに生物相が濃くなっている。非常にうれしい限りだ。
さてここでまた1つの驚くべき光景をHカメラマンが見つけた。
なんとゲンゴロウの3齢幼虫がタガメの成虫を捕食していたのである。
信じられなかった。
タガメは水中の王者、−−−という私の固定概念がぶっ飛んだ!
恐るべきはゲンゴロウの3齢幼虫である。
おそらく襲ったもの勝なのであろう。きっとこの逆も有りだと想像する。
−−−に してもショッキングであった。
ここは、シマゲンゴロウも多産しており20頭くらい確保したが、
その後はゆっくり観察していた。余裕だね−−−普段では考えられないくらい。
ここで見れた水生昆虫は
ゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ
マメゲンゴロウ、ケシゲンゴロウ、
タガメ、タイコウチ、ミズカマキリ、マツモムシ、ヤゴ各種(凄い密度で生息)
S氏も 「ここの密度は凄いですね、私の過去のベスト3に入りますよ」 という。
残念なことにここでもタガメの卵塊を発見する事ができなかった。
本や図鑑では竹や棒の水上部分に産み付ける写真を良く見るが、
そのような環境は無い。
タガメの卵塊の写真は撮れなかったものの、全体には大満足な撮影行であり
3人とも納得の1日であった。
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